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雑感。思いのままに。 Whatever I feel like writing, I will.
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2008年05月04日17:49 

オレが本番で平静心を保てるようになったきっかけ・・・事前の結果操作を止め、100%に執着しなくなってからだ。それに開眼したのは1999年。1994年~4年くらいはやはり自分との闘いに葛藤した。その時期に国際コンクールとかやってたからまぁあまり結果が出なかったのは当然だなぁ、と思う。でも自らの能力、ヴィジョンは自分で信じてたし、その苦労あっての現在だ。人生努力、研究を具体的にしていき、そこに意志力とインスピレーションが繋がればきっといい方向へ行くのだ。

そんなのを思い出させたきっかけが今偶然読んでいたドラゴン桜19巻。173限目「フリースロー対決」だ。そこに執着のメカニズムがわかりやすく書かれている。本番で緊張してしまう人、これを読んで見たら面白いかもしれない。結果に固執せずに尚且つ、自分が今からやるべき事を具体的にしっかりとイメージし、考えながら踏み出す一歩。怖く感じるだろうし、不安だろうと思う。しかし、その先に見えるものは、必ず本当の自分の持ち味を出すきっかけになっていくものだと思う。

後は20巻178限目「真の強者」。これはいい言葉が入っている。特に攻めと守りのアプローチを両方把握した真の強者の心理。「勝負所で躊躇するヤツは勝てないし成功しない。勝負が懸かった大事な場面で開き直れるか、開き直れないか・・・強者は思い込みで開き直れるが凡人に大切なのは開き直るために・・・思い切れるか思い切れないか・・・結局勝負は思い切って開き直った者が勝ち、成功する・・・」

ただ「無心」なのは不毛だ。「無心」とは日頃積み上げられているものが脳裏に刻まれ、それが自然に出てくることなのである。つまり、脳裏に何も記憶されていなかったら何も出てこない。その違いがわかれば、本番の弱さというのは時間と共に必ず克服されるものだ。

そして最終限目「悔しい」での「東大って試験結果を教えてくれんじゃん・・・合格点まで15点足りなかった・・・例えば・・数学で後一問完答してれば・・・てとこかな・・・ホントあと少しだった・・・あとホンのちょっと頑張れば・・・そう考えると正直スゲエ悔しくてさ・・・でも俺、失敗したとは思ってない・・結果は落ちたけど・・失敗じゃない。ほんのちょっと足りなかっただけ。積み上げたことは失敗じゃない。来年その上にほんの少し積み上げればいいだけのこと」そこに桜木の「矢島・・・来年の春になったらまたここへ来い・・・こうして咲いてるから(桜が)」

人生、ある一つの結果の形だけを見据えていたら人生の発想が減点法になる。そうではないのだ。そんな事をうまく表現しているところだな、と思う。

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プロフィール
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H. Noguchi Esq.
年齢:
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男性
誕生日:
1972/08/21
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音楽家
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自己紹介:
現在東京を基点に世界各地で活動している音楽家、トランペット奏者。自らの信念を基に、日々修行と交流に生きる。
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