雑感。思いのままに。 Whatever I feel like writing, I will.
category:演奏会(聴きに行った)
朝、ピンポーンと起こされた。ホテルからの充電器、手帖、あとオークションで落としたウイスキーが来た。普段はすぐ開けるが、今日は完全寝ぼけモードで、手帖だけ開けてムニャムニャとしながらも手帖を開く。
アンコン全国大会!!しかも朝!!!これはヤバイぞ!
広島から弟子が来る。ジェルベーゼのピッコロパートを吹く。五木ひろしのウタバンかなんかの仕事を断って「行くからかませよ」と弟子に伝えたので、大見栄切って寝坊遅刻という粗相ならオレは腹を切って「ハモーンクラブ永世会長」にならねばならぬ。しかも、もう一つネックがあった。
吹連関連の行事等行ったことのないオレである。チケットなんて当日行けば楽勝だろうとタカを括っていた。そして、新湊に指導に行ったときに「それはヤバイですよ、今更取れないでしょ」と何人かがオレに言っていた。しかし、多忙に付き、忙しさにかまけてリサーチしてなかった。しかし考える時間なし。
起床時間9時31分。
弟子の演奏時間11時04分(だと思っていた)
家から高田馬場駅まで徒歩10分強。
しかも、「さいたまのどっか」しか知らなかった。
プチパニック
取り敢えず、超速でシャワー浴びて、身嗜み調え、準備して家を出る。出たのが9時49分。
そして、T/Uに電話をする。知らないけど、知ってそうな人に電話してくれると言う。
一分後、電話が来る。
さいたま市文化センター。
iモードで検索。南浦和。間に合うかも。タクシーに飛び乗り、その間にぴたのりで検索。高田馬場着955。958に乗る。その間に武蔵浦和からのオプションがないか検索。埼京線快速に乗って武蔵浦和まで行き、タクシーに乗ることにした。武蔵浦和着1028分。タクシーでさいたま市文化センター着1045分。
そして、当日券は当たり前の様になかった苦笑
そこで、知り合いに電話をする。ちょっとあたってくれるという。10分待ってもらえますか?ということで待つ。1055分ぐらい。
万事休すかと思い、強談も考えたが、どう考えてもこっちの粗相だもんねぇ…
すると、修道の演奏は1114からということが判明。そして知り合いから連絡があり、チケットをくれる人の番号をくれた。その人に電話したら、一分で現れてチケットをいただく。有難うございますm(__)m
その前の団体が外で二分ぐらいちょこっと聴けた笑
間に合った。奇跡の強運笑
さて、肝心の弟子の演奏だが堂々とした力強い演奏だった。まぁ力で押したり、フレーズのセンスはまだまだ無骨で未熟だが、育てがいがある。一年生だが(四月から二年)ジェルベーゼのピッコロパートを難無く吹ける。センスを磨かんとな。
その後、しばらく色々な団体を聴いた。全体を通して思うのだが、一番やはり思うのはサウンドが貧相だ。そして音楽的スケールに乏しく、独創性に欠ける。一団体、熊本の盲学校はいいアンサンブルに加えてとてもいい音楽だった。後は、技術はあるし、アンサンブルもいいけど、その先に感じない。やはり「競技としての音楽」だからね。国際コンクールでも、空前絶後の演奏なんて10年に一度だろう。表彰式を見て、審査員は何を基準にどういう判断をしてるか知りたかったね。オレとは違った耳を持っているようだったので。ちゃんとオレ、耳の掃除はしているのに、おかしいなぁ笑
まぁ審査する側に立ったことも多々あるから、難しいのはわかるがね。金管楽器に関して言えば金賞と銅賞の差は0点だ。サウンド、スタイル、音楽の表現の幅には大差ない。
後は「ゴールド金賞」「キャーーー」「銅賞」「ショボーン」てのも大っ嫌い。そういうのを見ながら、みんなが青春を懸けているのはわかるけど、もっと大きなものを目指してほしい。音楽の道に進む進まないは別にして、もっと音楽に親しみ、音楽の奥の深さを知って欲しい。中高生だからしょうがないではなくて。
これから音楽の高等教育をどうすべきか、中高生の教育をどうするか、はっきりと見えた。かねてからの懸案、JCMSのナショナル・オーナーズプログラムの確立に尽力する。
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プロフィール
HN:
H. Noguchi Esq.
年齢:
52
性別:
男性
誕生日:
1972/08/21
職業:
音楽家
趣味:
多彩
自己紹介:
現在東京を基点に世界各地で活動している音楽家、トランペット奏者。自らの信念を基に、日々修行と交流に生きる。
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